長所：
電池の全自動式の場合、消費電力のほとんどがカフ圧を上げるためのモーターに使われ頻繁な電池の交換が必要となるが、本製品は送気球を使って自分で加圧する方式なので電力は純粋に測定のみに使われ、結果として非常な省エネを達成している。カタログでは2,000回程度測定可能とある。
※以前使用していた全自動式の場合、加圧のための動力部分から故障した。
誤差については(手動の)水銀柱式と比較計測してみると大体10〜15mmHg位であり、自動式では良好なほうである。
短所：
カフは上腕に巻く方式で、手首で測定する機種に比べて、腕まくりをしなければならず、特に冬の場合上着を脱ぐ必要があり不便だが、心臓に近い分だけ正確な値が出ると考えてよいと考えてよいだろう。
一般的に手首に巻く製品と比べれば嵩張るし重量では3/2倍位重たくなる。携行用のバックが付属されている。
総括：
メーカーは実際に医療現場向けの製品を作っている会社だけあって、機能面では安易な妥協のない信頼のおける製品である。
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