2014年7月15日火曜日

筋力測定と体力測定と身体計測と体組成計

筋力測定と体力測定と身体計測と体組成計。筋力を測定するということに注目したブログです。握力計・背筋力計などの情報満載。筋力測定のことなら当ブログで。東京,mmt,平均,方法。体力測定と身体計測と体組成計についても追加しています。身体計測(しんたいけいそく)とは、健康診断と義肢、装具作成のときに必要な検査である。スポーツテストとは、文部科学省体育局が定めた、国民の運動能力を調査するために実施する「運動能力調査」の通称。1999年(平成11年)に大幅な改定が実施されたため、1964年(昭和39年)に制定された通称「旧テスト」の経験者と、改定後の通称「新テスト」の経験者とでは、互いに知らない種目が存在する。文部科学省は2008年(平成20年)度から全国の小学5年生と中学2年生全員の体力・運動能力調査を実施する。体組成計(たいそせいけい)は、体脂肪や筋肉量、骨量など人間の体の組成を計測するための機器。健康、健康管理に関する情報ニーズの高まりに伴い、従来存在した体脂肪計(肥満予防や健康維持のための体脂肪チェックを行う)の機能に、健康管理の関係因子となる内臓脂肪や基礎代謝、また筋肉量や骨量など、体組成を測定できる機能が追加されている。関係計測機器メーカーにより色々な表示方法、指標が用いられ、体組成計もしくは体重体組成計などの名称で発売されている。


【身体計測とは】
身体計測(しんたいけいそく)とは、健康診断と義肢、装具作成のときに必要な検査である。
内容
身長
巨人症
小人症
体重
肥満
やせ
四肢長
上肢
上肢長:肩峰外側端(または第7頚椎棘突起)→橈骨茎状突起(または中指先端)
上腕長:肩峰外側端→上腕骨外側上顆
前腕長:上腕骨外側上顆→橈骨茎状突起
手長:橈骨茎状突起→中指先端
下肢
下肢長
棘果長(SMD):上前腸骨棘→(脛骨)内果
転子果長(TMD):大転子→外果
大腿長:大転子→外側膝関節裂隙→外果
下腿長:外側膝関節裂隙→外果
足長:踵後端→足(母趾または第2趾)先端
四肢の周径
上腕周径:上腕二頭筋筋腹の最大隆起部で測定
前腕周径
前腕最大周径:前腕の最大隆起部で測定
前腕最小周径:前腕の最も細い部(橈骨尺骨の茎状突起の近位)で測定
大腿周径:膝関節裂隙より一定の距離(成人では通常10cm以上、小児では通常5cm以上)で測定
下腿周径
下腿最大周径:下腿の最大隆起部で測定
下腿最小周径:下腿の最も細い部(内果、外果の直上)で測定
胸囲:乳頭の直上と肩甲骨下角の直下
腹囲:第12肋骨先端と腸骨稜の中間
指の太さ:ホイートシーフの指輪で計測
断端長
上肢
上腕切断:肩峰~断端末(cm)
前腕切断:外側上顆~断端末(cm)
下肢
大腿切断:坐骨結節~断端末(cm)
下腿切断:膝蓋骨下縁(または膝関節裂隙)~断端末(cm)
健側長
上肢
肩峰~母指先端(cm)
外側上顆~母指先端(cm)
断端周径:浮腫が強い場合で断端末に近い部位




【スポーツテストとは】
スポーツテストとは、文部科学省体育局が定めた、国民の運動能力を調査するために実施する「運動能力調査」の通称。1999年(平成11年)に大幅な改定が実施されたため、1964年(昭和39年)に制定された通称「旧テスト」の経験者と、改定後の通称「新テスト」の経験者とでは、互いに知らない種目が存在する。文部科学省は2008年(平成20年)度から全国の小学5年生と中学2年生全員の体力・運動能力調査を実施する。
目次 
1 スポーツテストの制定
2 旧スポーツテスト
2.1 運動能力テスト
2.2 体力診断テスト
3 旧スポーツテストの見直し
4 新スポーツテスト
4.1 旧テストから継承された種目
4.2 新テストからの採用種目
5 関連項目
スポーツテストの制定
1964年東京オリンピックの開催を契機に、国民の体育への関心が高まる中、当時の文部省は競技スポーツの発展とともに、国民の体力増進策の一つとして、まず国民の体力に関する情報収集を実施することとなった。そこで、「運動能力テスト」と「体力診断テスト」を発案し、特にデータ収集が容易な小学校と中学校を中心に導入した。将来的にはすべての勤労者・就学者からのサンプリングを可能とするため、対象者を10歳以上59歳以下に設定している。就業者のサンプリングはほとんど進まなかったが、一方で学校では「スポーツテスト」と銘打ち、児童生徒の体育的行事の一つに位置づけ、データの収集に取り組んだ。データの取扱いは学校または各自治体の教育委員会により違いがある。教育委員会が指定した学校の全校児童生徒のデータを上げる自治体もあれば、すべての所属校から無作為抽出したデータを上げる自治体もある。方法は様々だが、文部省・文部科学省は、国民の体力に関するデータを集積することに成功し、体育行政の基礎資料としている。
旧スポーツテスト
1964年(昭和39年)に制定され、1998年(平成10年)まで実施された。
運動能力テスト
総合的な運動能力を計測するために行われた。
50m走(走力)
走り幅跳び(跳躍力)
ハンドボール投げ(小学生はソフトボール投げ)(投力)
懸垂腕屈伸(小学生&中学生女子は斜懸垂)(筋持久力)
ジグザグドリブル(小学生のみ)(調整力)
連続逆上がり(小学生のみ)(調整力)
持久走(中学生以上)(全身持久力)
体力診断テスト
部位ごとに特定の運動能力を計測するために行われた。
反復横跳び(調整力)
垂直跳び(跳躍力)
背筋力(筋力)
握力(筋力)
伏臥上体反らし(柔軟性)
立位体前屈(柔軟性)
踏み台昇降運動(持久力)
旧スポーツテストの見直し
1999年(平成11年)を目処に、旧スポーツテストを全面改訂することになった。その大きな理由は以下の二点である。
高齢化社会が進行する中、60歳以上の高齢者も参加できる安全性の高いテストが必要となったため。
学校五日制の実施にあわせ、テスト項目の削減・改訂による実施時間の短縮が必要となったため。
つまり、安全性の重視・種目と記録の妥当性・場所や計測法の簡略化が要求され、以下の項目が削除対象となった。
ジグザグドリブル - 調整力よりもドリブルの練習量に左右される。日常的に鞠つき遊びを経験していた女子のタイム基準が厳しい。
懸垂腕屈伸・斜懸垂 - 筋力不足で懸垂ができない対象者が多数あり、調整力調査すら不可能な種目である。
伏臥上体反らし - 実際は背筋力を用いた運動であり、柔軟性が反映されているとは言えない。
背筋力 - 肩や腰への衝撃が大きい。頑丈な背筋力計での怪我も無視できない。
走り幅跳び - 小学校低学年は立ち幅跳びで代用しており、生涯を通じて立ち幅跳びを継続することが望ましい。また天候に左右される屋外で実施せざるを得ない。
垂直跳び - 高齢者の場合、着地時の転倒や壁面への衝突が危惧される。
立位体前屈 - 体型の変化(長脚化)により記録は悪化傾向にある。腰への衝撃が大きい。
踏み台昇降運動 - 同時に実施していた持久走と相反する結果が頻繁に出るため、全身持久力指標運動といえるか疑わしい。
新スポーツテスト
1999年(平成11年)より実施された「新体力テスト」は、以下の9種目で構成される。6種目が旧テストから継承したもの、3種目が新テストから新しく採用されたものである。
旧テストから継承された種目
50m走(走力)
50m直線セパレートコースを全力疾走する。タイムは1/10秒単位とし、1/10未満は切り上げる。計測は1回のみ。転倒棄権・コースアウトは記録なし。
握力(筋力)
左右各2回ずつ握力計で計測する。よい記録を計上。
反復横跳び(敏捷性)
1m幅に引いた3本の線を20秒間でまたぎ越す回数を数える。またげない場合は0点扱いだが、失格とはせずに続行する。2回跳んでよい記録を計上。
ソフトボール投げ(投力)
2mの円内から前方30度の範囲内に1号球を投げる。30度の範囲外に着地した場合、着地までに試技者が円から出た場合は無効試技となる。端数は切り上げ、1m単位で計測。2回投げてよい記録を計上。なお、中学生以上は、「ハンドボール投げ」を選択する。
立ち幅跳び(跳躍力)
走り幅跳びの前段階として小学校低学年に実施していたものを全対象者に拡張。両足をそろえて前方に跳躍する。最後尾の着地点を1cm単位で記録する。仮に着地後に後方へ転倒した場合、尻餅なら尻、手をついたら手が着地点となる。2回跳んでよい記録を計上。
持久走(全身持久力)
中学生以上が対象だが、新種目の20mシャトルランとの二者択一。男子1500m、女子1000mで計測する。計測は1回のみ。
新テストからの採用種目
上体起こし(筋持久力)
30秒間の腹筋運動によって上半身を起こした数を計測する。両手を握って胸の前に置き、膝を90度に折るのが旧来の腹筋運動との違いである。両肘が両腿に当たって、背中が床に引いたマットに戻るまでが1セットで、30秒間にできた回数を計測する。計測は1回。
長座体前屈(柔軟性)
壁面に背中をつけて長座の姿勢をとり、高さ24cmの計測物を両親指の腹で押し出し、計測物の移動距離を計測する。計測器具の自作はダンボールで自作可能だが、初年度から教具メーカー各社が作成を済ませており、ほとんどの学校が購入(あるいは同一自治体内での共同購入や貸し借り)している。1cm単位で計測し、mmは切り捨て。2回押してよい記録を計上。
20mシャトルラン(全身持久力)
中学生以上は持久走との二者択一。20m幅に引いたラインを往復した回数を記録する。全国統一のCDまたはテープにあわせ、往路は電子音の「ドレミ…」、復路は電子音の「ドシラ…」の音階が1オクターブ鳴り終わるまでに反対側のラインに到達する。音階は1分ごとに短くなる。2度続けて音階に合わせてラインに到達できなくなった時点で失格となり、到達に成功した回数を記録する。新テストの中で最も煩雑かつ斬新な種目であるため、導入時には各地で講習・研修が推進された。

関連項目
体育



【体組成計とは】
体組成計(たいそせいけい)は、体脂肪や筋肉量、骨量など人間の体の組成を計測するための機器。
健康、健康管理に関する情報ニーズの高まりに伴い、従来存在した体脂肪計(肥満予防や健康維持のための体脂肪チェックを行う)の機能に、健康管理の関係因子となる内臓脂肪や基礎代謝、また筋肉量や骨量など、体組成を測定できる機能が追加されている。
関係計測機器メーカーにより色々な表示方法、指標が用いられ、体組成計もしくは体重体組成計などの名称で発売されている。

特徴(代表例)
体重計などの計測機器の株式会社タニタが開発した体組成計では、体組成分析基準として「DXA法(二重X線吸収法)」を新しく採用し、性別と年齢ごとに細分化された判定が可能になっている。 DXA法は体組成分析として、精度良く身体の中を細分化測定できる方法として、近年医学界で主流となっている分析法である。 また、この体組成計では、従来の家庭用体脂肪計がインピーダンスという1つの電気的成分で体組成を分析していたものを改良し、 インピーダンスを更にリアクタンス・レジスタンスという2つの電気的成分に分解して、より詳しく体組成を分析する技術(リアクタンステクノロジー)を家庭用機器に取り入れることに成功している。 この技術により、測定精度の向上の他、体水分バランスの変化による測定値の変動もおさえられている。 ※細胞レベルの変化・個人差を反映した分析が可能になり、体組成測定精度がさらに向上している。

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