2014年7月18日金曜日

筋力トレーニング法100年史 [単行本]

筋力トレーニング法100年史 [単行本]

内容(「MARC」データベースより)
20世紀以前の近代ウエイト・トレーニングの始まりから、1980年代のウエイト・トレーニングの定着期まで、100年間に見られた主なトレーニング法を紹介。『トレーニング・ジャーナル』連載に加筆訂正。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
窪田/登
1930年岡山県倉敷市に生まれる。早稲田大学第一法学部卒業。同大学体育局及び人間科学部スポーツ科学科教授を務める。退職後、吉備国際大学教授に就任。現在両大学名誉教授。1960年第17回オリンピックローマ大会のウエイトリフティング競技に出場。アジア競技大会には1951年の第1回大会から3回連続出場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ダンベルやバーベルで行う近代的な筋力トレーニングが発展したのは、おそらくここ100年ぐらいのことである。
(ただし、本書によるとすでに紀元前から「筋力トレーニング」そのものは存在していたという)

その「ここ100年ほど」の筋トレの歴史について、分かりやすく紹介しているのが本書である。

本書の性質上、最新のトレーニング法が紹介されているわけではない。
が、ある程度筋力トレーニングを行っている人間が読んでもためになると思われる。

面白いのは、「高負荷・低回数」というトレーニングの大原則が、すでに100年前から認識されていたという事実である。

また、「高負荷低回数のトレーニングを行うと動作のスピードが失われる」という迷信がはびこり、一時期スポーツ界から筋力トレーニングが忌避されてしまったという興味深い現象も紹介されている。
(むろん、現在ではどの種目でも積極的に筋力トレーニングが行われている)

「筋トレ」というと、どうも日本では「競技で使えない、見せかけの無駄な筋肉を付けるネクラな人たち」というイメージがついてまわる。
しかし、本書を読めば筋トレが意外(?)に歴史のある行為だということが分かるのである。
スポーツのために、バーベルを使ったウエイトトレーニングを1年以上やっている方に
ぜひ読んでいただきたい本です
フォームについての記述は全くありませんが、
ジムに通って故障しづらいフォームをある程度理解している人には
一般的なトレーニング入門本を読むよりもかなり為になります
この本を読むことによってトレーニング法の進歩の歴史が理解できます。
***法、XXX法、いっぱいありすぎてわけわからん。
こんな印象でトレーニングを漫然とやっていましたが、
トレーニング法の進歩を時系列的に捉えることですんなり理解でき、
各トレーニング法の関連性のようなものが頭の中にできてきます
最新のトレーニング法までは載っていないと思いますが、
こういった切り口の本が他に見当たらないことともあいまって
貴重な1冊です。
良い本です。
ユージンサンドウなど温故知新な内容がたのしいですね。
送付先を間違えたのですが、即業者さんに行っていただき修正していただきました。
誠意のこもった対応に、ただ感謝あるのみです。



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