2014年7月2日水曜日

心電図の読み方パーフェクトマニュアル―理論と波形パターンで徹底トレーニング! [単行本(ソフトカバー)]

心電図の読み方パーフェクトマニュアル―理論と波形パターンで徹底トレーニング! [単行本(ソフトカバー)]

心電図関係の本は今まで何冊か通読しましたが、少なくとも研修医以上の人が心電図の基本を全て(虚血も不整脈も)勉強し直すには、これは結構よかったです。(国試受験向けには詳しすぎ。)

何がいいって、本の構成がすごくいいんです。12誘導心電図が左ページ・解説が右ページと、全ての項目にわたってきっちり見開き2ページにまとめられています。そして心電図上に診断のポイントが赤チェックしてあります。これを見ているうちに、実際の患者さんの12誘導心電図をチェックする際の視線の動かし方が、自然に身につきます。さらに、全21章からなるんですが、その章の終わりにはまとめと練習問題もあって、これらも知識の整理に役立ちます。

分厚い本ではありますが、章立てがしっかりしているので、毎晩寝る前にちょこっとずつ区切って読んでいったら、2週間くらいで通読できました。

羊土社の本って、いかにも研修医向けの題名につられて買うと、分担執筆のため中身の記述が書いた人によるばらつきがものすごくあって、結局全然使えねえ、ってことが良くありませんか?でも、この本はそんな中身のばらつきもほとんど感じさせません。(多少はあるが。)

とにかく、これはおすすめ。
知り合いのでナースや研修医に心電図を教えている循環器医師に「わかりやすくておすすめの教科書はありますか」と聞いたところ、この本の名前を教えてくれました。
実際心電図と伝導の関係や、12chの読み方まで詳しく書いてあって、勉強になりました。
でも、初心者の方にはもう一冊別に簡単な解説のついた本が必要かも…
実物の心電図と同じ大きさで見開き2ページでひとつのテーマ(所見)が説明されており非常に分かりやすい本です。
当方臨床医になって27年目ですが、勉強になりました。研修医だけでなく、すべての臨床医にお勧めです。頭がリフレッシュされます。
 心電図に関する医学書は数冊持っているが、この参考書一冊あればほかの参考書は、参考になるところがないと言っても過言ではない。それほど、内容が吟味されているし、充実している。心電図がわからない方もよくわかる方にも対応できる一冊。心電図の問題ページなどもあり、臨床で出会う心電図変化にも強くなれる。買うべき一冊です。
臨床検査技師です。
10年ぶりに生理検査をすることになり、購入しました。
日々の業務ですっきりしたいポイントを確認しやすい構成になっていて、
必要以上に詳しすぎずとても使いやすいです。
分厚い本なので全部読むのは大変でしたが、そのおかげで心電図の知識はかなり増えました。
12誘導全ての波形がのっており、解説も分かりやすいです。
今まで心電図のことをあまり分かっていなかったのがよく分かりました。
まずこの本で基本を学ぶことができます。ここから派性していけば間違いないでしょう。
具体的に説明してくれているのでわかりやすいです。あえて難点を言うなら一つ一つをもう少し詳しく書いてくれると星がもう一つついたんですけどね。
基礎的なことから理解したくて購入しました
一冊通読できればかなりの心電図博士になれるのではないでしょうか(笑)
臨床検査技師をしていますが、出張検診のための勉強用として購入しました。図解入りで判りやすく説明されていて役に立っています。


新品価格
¥6,264から
(2014/7/2 00:03時点)

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