2014年7月8日火曜日

ステッドマン医学大辞典―英和・和英 [単行本]

ステッドマン医学大辞典―英和・和英 [単行本]

発展著しい最先端医学とその周辺科学への拡大を反映し、免疫学・遺伝子・分子生物学・薬学・生化学などの分野の一層の充実を図る。105000語収載、優れたカラーイラスト・写真を多用した97年刊につぐ改訂第5版。
項目数が多く、知りたい事が多く載っている。
医学関連に従事する上で必要な辞書だが
かと言って、完璧な辞書でもない。
やはり、南山堂や医学書院、または研究社などの
医学大辞典と併用することで更なる効果が発揮される。
日々進歩している医学の世界を、一冊の辞典で
網羅できるはずがないと考えれば、当然の答えである。
説明は、南山堂の方が詳しく、丁寧である。
学生のときも、働き出してからも愛用しています。パソコン版も持っていますが、それでも実際の辞書としての本書も手放す事ができません。
収録単語は主に英語圏での使われ方で載っていますので、応用が利きやすいですし、パソコン版での検索に微妙なニュアンスの違いで引っかからない単語なども本書を持っていれば比較的容易に見つけることができます。
自宅に、医局の自分の机に、ぜひ置いておきたい1冊です。
 いい辞書です。英和・和英辞典としてももちろん使えますが(特に和英がここぞというときに役立ちます)、どの項目にも大雑把な説明があってだいたいの意味をつかむのにもグッド!
 そして、発音です。日本語ではビリルビン、コラーゲン、カリニといいますが、正しくはそれぞれビリルービン、カラジェン、キャライニアイと発音します。むろん、アクセントも重要。どこにアクセントがあるかは、ご自分でステッドマン先生にお尋ねください。
 日本で、こんな発音をしていたら周りから「キモイ」などとという不当な弾圧を受けますが、そこは、なんとか気分をワールドワイドにもって耐え抜いてください。大丈夫です、かならずビリルービンな日がきますから。
ある医師から、医学論文の要旨の英訳を頼まれ、引き受けた。日本語で書かれた論文要旨には医学用語が頻出して、通常の和英辞典には出てこない専門用語が数多くあったので、英和と和英の医学用語が一冊にまとまっている『ステッドマン医学大辞典』をアマゾンで注文した。2編の医学論文の要旨を英訳する作業の期限は短かったけれども、その辞典のおかげで、短時間のうちに英文を仕上げることができた。論文は審査を通り、英訳文にも問題がなかったとのことで、依頼者からは大いに感謝された。この『ステッドマン英語大辞典』がなければ、依頼を引き受けたのが、ただの安請け合いに終わっていたことは間違いない。あらためて辞書の威力を知った次第である。
日常つかっている医学用語を英語で知るのはとても楽しい作業になりました。通訳翻訳などの仕事にも幅ができます。これを機会にいろんな分野の同様な辞書が出てくることを期待しています。


中古価格
¥1,992から
(2014/7/8 23:14時点)

0 件のコメント:

コメントを投稿