2014年7月9日水曜日

7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる [単行本(ソフトカバー)]

7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる [単行本(ソフトカバー)]

この本を読んで早速、紹介されている辞書を買って、親子で引いています。引いた付せんの数を競って調べていますが、息子の方が断然辞書を引くのが早くなってしまいました。わずか1週間で!これにはビックリしました。目からウロコが落ちる家庭学習法です。

深谷先生の本は「考える力を育てる子ども地図帳」も含めて3冊目ですが、付せんをつけながらボロボロになるくらい読んでいます。家庭学習のヒント本は、世の中にたくさんありますが、これが今までで、一番子どもが変わるきっかけを与えてくれたような気がします。本にたくさん載っている子どもの写真を見れば、「一度やってみようかな」と思うのではないでしょうか。私もその一人でした。
読む前に思ったのは辞書を引くことが子供の教育に良いのは分かっているのだが、辞書を買い与えた後如何に子供が自主的に辞書を引くかだ、ということ。その疑問の解がちゃんと書かれているか確認しながら読み進みました。

結論としては、実際に役に立ちそうなことが多数書いてありました。例えば、

・・・子供専用の子ども辞典を与える

・・・引いた言葉に付箋紙を貼っていく

・・・「付箋紙の数」「達成日」を書き込むシートをつくる

・・・調べた語を付箋紙に書き込む

・・・常に辞書は机の上の目の入る場所に置く

・・・「お品書き」を作る

・・・「身近なもの」について一緒に調べる

などなど。

因みに、推薦国語辞典としては、『くもんの学習国語辞典』『チャレンジ小学国語辞典』『小学国語辞典』(光村教育図書)などを挙げていました。
小学一年生の長男が積極的に辞書を引く姿を楽しみに本書を購入して試してみました。
06年12月1日に辞書を買い、2月5日現在、261語を調べています。
最初の30語くらいは物珍しさから積極的に調べていました。そこからはやはり親による
様々な工夫が必要でした。「都道府県を調べてみよう」「さっきテレビで話して言葉は知っている?」、
「大好きな昆虫についてはなんて書いてあるかな?」などなど本書のアドバイスを参考に長男を励ましています。
恥ずかしながらインセンティブとしてウルトラマンメビウス?の人形を一つ買ってやりました。
2ヶ月で261語が多いのか少ないのかは分りませんが、彼にとって辞書は身近な存在にはなったようです。
でも本書で述べられているような、昼食を忘れるように辞書を引くまでには至っておりません。
しかし、このまま続ければ、分らないことは自分で調べる、というクセが付くのではないかと期待しています。
かりに、途中で飽きてしまっても、メリットはあってもデメリットはありませんからね、お奨めします。
同い年の従妹も巻き込んで、競争心を少し煽ってみようかとも・・・。
さて、我が長男は辞書好きになっていくのか楽しみです。頑張れ、長男!父ちゃんも応援するぞ。
よく、教育書には、「~歳までにこれをしないとだめ。」とか

「~歳までにこれができないとだめ。」とか押し付けるよな表現が多く、

閉口することも多いのですが、この本では、そういったことがなくて

とてもよかったです。

小学校一年生でもきちんと辞書を使いこなし、

それを通して「学ぶ」ことができることを伝えようとする

筆者の熱意が伝わってくる良書です。

さっそく、子供用の辞書を買ってきました。
学習指導要領においては、小学校3年生以上において辞書指導が求められているが、
筆者は、子どもの知的好奇心に合わせて辞書指導をすればよい、との考えから
小学校1年生に辞書を持たせ、また児童が積極的に辞書を引くようにもっていく
指導を実践している。

具体的には調べた語の載っているページに、付箋を貼り、そこに何を調べたのか
そして調べた回数も記入する。そうやっていくことで、「辞書を引いた実績」が
形として目に見えて、児童は辞書を「引く」から「読む」ようになると言っている。

主張の内容が具体的で、小学校で教員をされている方や、児童を子どもに持つ保護者
が読めば必ず何か得ること、活かせることが見つかる本だと感じた。
国語辞典から始めて、自主的な学習態度を養うための方法が書かれた本。

勉強をするには、その言葉の意味を正確に理解しないと話にならないところがあるので、早い段階から辞書を用いて勉強するというのはいいと思う。ただ、そんなに読後感が良くなかったこと(主観的で申し訳ない)、食事時ぐらい調べずに食え、すなわち、知識を得ることだけでなくマナーを学ぶことも重要な教育なのに軽視しているとも取れるところがあるので、1つ星を減らして、星4つ。
こどもは、シールを貼るのが大好きですよね。

調べた単語にシール感覚で付箋を貼っていく‥‥。

これがなんともたのしいらしいのです。

「点滅」ってどういう意味?

「減点」って?

「得点」って?

全部、ゲームから発想された単語でしたが、本人が興味を持った物にストレートに答えるには辞書をひくことが一番だなあと思いました。

カバーをはずし、リビングに辞書を置く。

こんな生活もよいです。
旅行の移動中に何か読む本がないか物色していたところ、たまたまこの本を手に取りました。
自分自身、小さい頃から異常な質問魔だった為、疲れ果てた親はたくさんの図鑑や本を。
しかし、書いてある言葉がわからないと理解できないため、ドラえもんの辞書と格闘。
小学校1年の頃には大人の辞書を頭から読んでました。
同級生と話が合わなくなくリスクはありますが。。。
15歳の時、転校生の医者の息子が来るまでは語彙の力で同級生に負けたことはありませんでしたが、この転校生、全くレベルが違いました。
並みの大人以上の語彙の力を持っている! 凄い!
そこから本気で勉強に力を入れ始めました。

個人差はあれ、小さいうちから子供の好奇心を最大限に解放してあげること、
重要だと思います。
小2の子供が、両親の話す言葉をどうゆう意味??と聞くことが多く、こういう時こそ
辞典を引かせるのが一番だということが分かりました。
早速、家庭用の国語辞典を買い、楽しく言葉を辞書で引いていました。
付箋をつけるのも楽しいらしく、次はこれを調べてみよう!と積極的です。
もっと早く、この本に出会えていればと思いました。
深谷先生の本を全部よんでみたいです。
色々な教育本を読み漁りましたが一番です!
歳に辞書なんて引けるのかな?

読む前はそう思っていたけど、
本に掲載されている子供達の辞書を見てビックリ!
ものすごい数の付箋。

知りたい事があれば辞書を引く。
知りたいから学ぶ。

それが勉強の基本なんだと感じました。

家庭で実践できる方法がたくさんのっているから
参考にしやすいです。
6年前、子供が小学2年生のときの担任の先生が、国語辞書をひいて、付箋を貼ることを勧めていました。辞書いっぱいに付箋がはられるようになりました。また、百人一首も5色のものを使っていました。百人一首の試合では、5年生と2年生で結構対等に戦っていました。先生の教え方がいいと、学年によらずに伸びるときは伸びるんだということを知りました。
最近、この本を見て、先生が教えてくださったことがいろいろ書いてあり、全国的にいろいろな取り組みが行われ、その活動が交流されていることも知りました。
PTAといいますが、親と先生が情報交換をうまくすることの必要性も感じました。
「国語辞典」は、世界を知る窓口だ。
 辞書に、付箋紙(ポストイット)を貼っている子どもたちの表情は、生き生きとしいる。

 辞書を引く楽しみが伝わってくる写真も、魅力的だ。
 子どもたちの机に積み上げた辞書、付箋紙が花びらのように開いている。

 付箋紙により、目に見える辞書を引いた記録が、達成感にもなる。
 この「やる気」が起きる工夫、深谷圭助(ふかやけいすけ)先生の素晴らしい功績です。

 辞書で思い出す人物がいる。
 それは、歴史学者・羽仁五郎の孫である羽仁未央さん(はにみお・1964年生まれ・エッセイスト)です。
 彼女が小学生の低学年の頃、テレビの取材で自宅を訪れた女性が、「未央ちゃん、今、何してるの?」と聞いた時、彼女が「辞書(国語辞典)を読んでいるよ」と話していたことを、昨日のことのように思い出す。
 その時、ブラウン管の向こう側の未央ちゃんが、カッコ良く見えた。
「辞書を読むって、凄い!」

 羽仁進・未央著『ネコの父へ人間のミオより』(潮出版社1978年)は、その思い出の貴重な1冊。
文字を読み始めると何でも読みたくなり、
好奇心が増してくる7歳くらいの子どもたち。
「なぜ?」を連発する。何でも触ってみたり、体験したくなる。
どのように「辞書」を子どもたちに提供したらよいかを
興味深くこの本を通して学んだ。

こういう時に人の「辞書」が育まれるのであろう。
「辞書」を引くだけが頭を鍛えることではないと感じる。
さまざまな体験、自然との触れ合い、人との交流、歌うこと、
音楽を奏でること、走ること、とまること、聞くこと、話すことが
その人の「辞書」となって、人を豊かにしてくれるのだと思う。

辞書からはじめて、辞書から卒業して、自分の辞書を作ることが、
人生を歩む上で大切だと感じた。
うちの子(7歳娘、小学1年生)にかぎって、まさか辞書にハマるなんて想像すらできませんでしたが、意外にもゲーム感覚で愉しんでいます。身近なテーマを設けて知っている言葉探しが面白いようです。いつまで続くかわかりませんが、少しでも継続できるように工夫して一緒に楽しみたいと思います。この本に出会えてよかったと心から感謝しています!
この本の中に出てくるお子さん達の辞書の写真は圧巻☆我が家でも実践してみたいです。“好奇心”が全ての“学習意欲”の始まりなんだと思いました。辞書引きは全ての学習の基礎になるんだなぁ~と思いました。
この本に書いてある辞書を使って使って使いまくる授業は確かテレビでも紹介され、前から気になっていて、今回ようやく購入。
この手の本はたいてい本の帯にはいいことばかり書いていて、中身はほんの一部の人にしか通用しない内容だったりするのだが、この本はそういうことは無く、子供でも大人でも誰でも実践可能な内容です。別に7歳からじゃなくても、5歳の幼稚園児でもいいし、高校生でもいいし、社会人でもいいのである。誰でも真似できます。
ただ、星4つにしたのには理由がある。というのは、この本でやや気がかりなことがあるからだ。それは、この辞書引き学習は実践は十分可能であっても、実際できるかどうかかなり心配だからだ。この本には亀城小学校(立命館小学校も少し)というのが出てくるが、これらの小学校は、学校ぐるみで「辞書引き学習」をしているからこそ、効果が出ているのである。要するに勉強する環境が整っているのである。しかしその辺の公立の学校、つまり誰でも行ける学校、に通う生徒の誰かが、この本を読んで、「よーし、自分もこの辞書引き学習を真似してみよう!」とか思って、学校で実践したらどうなるだろうか?推測は容易にできる。
まず、クラスで”浮いた”存在になってしまう。ということは”いじめ”の標的になる可能性が格段にアップする。「かっこつけやがって」「むかつく」「調子に乗りやがって」「きしょい」「きもい」と言われ、辞書は盗まれたり、ボロボロにされて使い物にならなくなったりするだろう。こうなってしまったらもう遅い。被害に遭った子供は辞書が悪いわけでもないのに、辞書引き学習そのものに不信感を抱いてしまって、せっかく勉強するチャンスを半永久的に失ってしまう可能性だってあるのだ。
つまり、この本が実践性可能であっても、亀城小学校や、”私立”の立命館小学校のように実際に実践できる環境を整えなければほとんど無意味である。
この本には、”いいこと”や”成功例”ばかり取り上げられているが、その裏に潜む危険性も十分考えなければならないだろう。本そのものは最高だが、内容が楽観的すぎるという点を考えると、星5つあげるのはためらわれる。
目がチカチカして気持ち悪くなります。ここに書くべきではないかもしれませんが、問い合わせ出来ないようなのでここに書き込みました。もっと閲覧しやすくするためにページの揺れをなくしてください。


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