2014年7月4日金曜日

An Atlas of Animal Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists) [ペーパーバック]

An Atlas of Animal Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists) [ペーパーバック]

馬、犬、ライオン、牛、鹿類とヤギを中心に、とても詳しい骨格や筋肉などの図版がそれぞれ10枚以上載っています。パーツごとにいろいろな角度からの資料もあるので、動物の絵や造型にはとても役にたつと思います。
馬、ライオン、犬、牛、ヤギの骨格と筋肉が精密な絵で載っています。
動物の動きの解析はまったく無く、骨と筋肉の図版のみです。
おまけとしてこうもりや猿などのものもありますが、こちらは本当におまけ程度です。
筋肉と骨の名前がほぼ網羅されているので、馬とライオンの骨格を比べたり、
人間のものと照らし合わせたりすることができて理解しやすかったです。
哺乳類の解剖図集。馬、犬、ライオン、牛、ヤギ、鹿、イエネコ、猿、アザラシ、ウサギ、ネズミ、ムササビ、蝙蝠の図版が収録されています。

後半の図版、特に猿のページ以降のものは古い文献からなので、美術用ならば実用には向かないかも知れませんが、資料としては興味深いものではあります。
これらは、かの有名な博物・分類学者キュヴィエ・ジョルジュ
(巻末の資料を読む限りでは、彼の死後、1849年に発行されたAnatomie Compareeからの引用のようです。1800年発行の研究書Lecons d'anatomie compareeに同じ図版が載っているかはちょっと確認できません…)
の名がついている資料なので、いずれ絵画など文化的な目的で本書を購入なさるならば、これらはそれなりに魅力的な「オマケ」になるかと思います。
モノクロですが、非常にわかりやすく、馬のような絵しか描けない僕にとって涙物の本です。動物達がどういう骨格を持っていて、筋肉はどうついているのかということが一目見てわかります。ただ、動いているシーンは無いのでその辺は骨組みから想像するしかないと思います。

初めて動物の絵を描こうという人にはお勧めできませんが、多少描いていてどうもおかしく感じる絵しか描けない人にはお勧めです。奥が深いです。
絵はもちろんのこと、粘土・彫刻等の製作においても非常に参考になります。

「ありもしない想像の筋肉を付けてしまい、イマイチリアリティーに欠ける」といった作品にはならないでしょう。

基礎骨格が理解できることにより、デフォルメした動物を書くときにも特徴を捉えた良い作品が完成することと思います。
犬 ライオン 馬 ウサギ等の骨格や筋肉が癖の無い図版でパーツごとに分かり易く載っています 図版も大きくとても見やすいです
オススメです!
Very good Book ... I liked it very very much...
筋肉と骨格、前後の足の前、後ろ、上下、横が描かれています。その他の牛、鹿、猫などの動物は馬よりも簡易的に描かれていました。(横だけなど)
その絵も写実的であまり製作者の思い込みなどが入っていなかったので、とても見やすかったです。
なによりこの値段でこれだけの内容ならば買って損はないと思います。
馬の筋肉や骨について詳しく描かれている解剖図を探していて、この本を見つけました。
まさに探していた内容の本でした。
解剖学の本はどれも大変高く、また、そこまで専門的で詳しい内容が自分にとって必要かどうかも
わからなかったので、勉強の第一歩と考えて購入しました。
内容としては、馬について一番ページを割いて詳しい図を載せているのですが、
期待以上でした!筋肉や骨の絵が大変美しく、それぞれに対して細部まで名前の記述があります。
ただ、機能についての説明みたいな突っ込んだ記述はなく、どの筋肉が何という名前か…という
情報だけなのですが、今の私には十分です。
この値段でこれほどの内容の本が手に入るとは思いませんでした!大変お得です!

ただし、洋書なので、英語に抵抗のない方や美しい図案だけが必要な方にぜひお勧めです。
自分はこれで骨格筋肉を確認しつつ、WEBに転がってる写真と照らし合わせています。
図版が大きく印刷が鮮明なので使いやすいです。
そこそこ描ける人であれば一般的な動物の絵を描く際のディティール補完は
これ一冊で必要十分かと思います。

動物を描くコツ自体が欲しい人は合わせてジャック・ハムの動物の描き方などを買うと
良いかも。

この値段でこの情報が手に入るなら安いものです。


新品価格
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