2014年4月24日木曜日

作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠時間を1時間増やす方法 (療法士のための虎の巻シリーズ) [Kindle版]

作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠時間を1時間増やす方法 (療法士のための虎の巻シリーズ) [Kindle版]

商品の説明

内容紹介

■著者より
「君、向いてないから辞めなさい」

 あなたは、臨床実習に不合格となり、同級生が進級し、資格をとっていく姿を見送る気持ちがわかりますか?
 悲しいとか、悔しいとかいう感情は湧いて来ないんです。その時あったのは、ズタボロのセルフイメージと誰にも認めてもらえない絶望感。
 留年2回。臨床実習4回(32週間)。
 かつての落ちこぼれ学生であった僕は、沢山のスーパーバイザーに支えられ、6年かかって養成校を卒業。
 その後、同じ悩みや苦しみを学生さんに味わってほしくないという想いが高じ、資格取得後は臨床実習指導に力を入れてきました。
 そのなかで培ったことや、僕を助けてくれたスーパーバイザーの考えや言葉を伝える為に本という形にしてみました。
 2010年に文芸社から出版した後、ベースが精神科作業療法の現場中心となって話されているにも関わらず、作業療法学生のみならず、有資格者の新人教育、理学療法士の実習指導で活用していただくなど、立場と職種の垣根をこえて数多くの応援をいただきました。
 調子に乗った僕は、リハビリ業界にもっとマネジメントを取り入れ、人材を活かす! そのことを真剣に考え始める原点となった本です。

 ひとつ、断っておかなければならないことがありました。
 この本は、必ずしもあなたを助けてくれないかもしれません。
 この本を読んだ80%の人は、為になったといいました。
 ですが、あるベテランOTさんは言いました。
「こんな本を出して、もの凄く腹立たしい。でも、指導に使える」
 残りの20%の人達は、賛否両論ありながらも実際に現場で指導中に使用したとの声だったのです。

 先も書きましたが、この本は2010年に一度出版しましたが、現在は出版社との契約も切れ、市場に出回っていないため、中古本が高額になっております。
 高額で取引されるのは、僕の意図するところではなく、もっと実習に悩む学生さんや、指導者の皆さんに手に取ってほしいと考えております。
 ですので、今回再び形を変えて出版させていただくこととしました。

 臨床実習に関わるより多くの皆さんの救いとなることを祈っております。

■書籍紹介
 2010年に文芸社から出版した同名著作のKindle版。作業療法士になるべく、臨床実習にのぞむ学生必読の書。バイザーとして学生たちを教える著者が、自らが学生だったときの経験や、学生たちから多く寄せられる質問をまとめ、ときに辛辣にときに優しく、そして常に本音でアドバイスする。「バイザーが評価するポイントは6つ」、「恥をかけ!自分の恥を仲間にさらせ!」、「評価計画とプログラムはスマートに!」などのLessonを収録。

■書籍の目次
▼はじめに
▼第一章:基礎編
(そもそも臨床実習とはなんだ? 実習要綱は必ず読め等、13のレッスン)
▼第二章:心得編
(実習の目的・目標は何だ? 学生はどんな不安を抱くのか 合格不合格を超越した思考等、32のレッスン)
▼第三章:実践編
(言葉で説明できることの意味 小さな親切大きなお世話等、17のレッスン)
▼Q&A
(実習前、実習中のQ&Aを収録しています)
▼この本の終わりに

■感想
作業療法士 Aさん
 臨床実習の評価内容は、学生さんにとっての将来、 あるいはその後の人生を左右するものとなります。 私たち作業療法士は、 その事実を体験を通して知っているのにも関わらず、 自分の行った指導に対して、多少振り返ってはみるものの、 継続して資料を残し、分析しようとはしません。 たとえば、同じ指導者から受けている指導が、 昨日と今日で少しずれているように感じたりするのは、 指導者が、自分の指導に対して関心が薄いためであると思うのです。 …と こんなことを本を読み終えてから、考えていました。 作業療法士は、臨床実習中に学生側の立場や目線に変えることを疎かにしがちですよね。 齋藤さんの言葉のなかには、たくさんの「(カギカッコ)」が出てきますよね。 その部分で多くの学生さんが、ハッと気が付き、心動かされるのではないでしょうか!

学生 Hさん
この本を読んでみて、実習で自分ができていなかったこと、意識していたことがほとんど書いてあり非常に勉強になりました。実習行く前に読んでいたらとは 思いましたが、問題に対する対策や態度・姿勢などは自分で考えるのも実習の一環なのではないかと思いました。私のバイザーが言っていた言葉なのですが、今 は学生の考える能力が落ちてきていると言っていました。そのため、自分の問題に気づくことができない場合や、解決策を考えることができなくなっているよう に思えます。私の同級生もそれが原因で何人か実習を途中であきらめてしまった人がいます。そのような人たちに、この本があればよかったなと思いました。虎 の巻は実習に行く前に読むことで心構えであったり、実際にどのように動けばいいかなどがある程度分かると思います。しかし私が感じたのは、実習で悩んでい るときに開いて、今の自分と照らし合わせることで、問題があった場合の解決の糸口になるのではないかと考えています。それによって、悩む時間を減らして睡 眠を1時間増やすことができるのではないかと思いました。

■著者紹介
齋藤 信  Makoto Saito
(社)JIR協会グランドマネジャー、マネジメント講師
作業療法塾 塾長
カリスマ講師養成クラブ(R)認定講師
ThinkBuzan ライセンスインストラクター MindMap(R)

 作業療法士として病院勤務をしていたが、2年目にして医療業界の経営システムのズサンさに打ちのめされる。
 新たに入職した現場では、医療へマネジメントの思想を導入するべく、院内ファシリテーターとして、リハビリを行うかたわら、院内の業務カイゼンに従事する。
 そんななか、マネジメントの考えを臨床実習に導入したエッセンスを凝縮した「作業療法学生虎の巻」を出版。
 作業療法塾の活動をするなか、JIR協会仲村代表理事に声をかけられ、弟子入り。精神科作業療法士でありながら、治療技術の指導をPTOTST関わらず、年間のべ1000人以上に行う。
 リハビリ現場の経営カイゼンの為、新たな活動を進行中!
 
 

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