2014年4月30日水曜日

MMI パルスオキシメーター [ヘルスケア&ケア用品]

MMI パルスオキシメーター [ヘルスケア&ケア用品]

在宅看護で母の呼吸管理の為、一万円の類似品を使用していたが、測定に時間が掛かリ過ぎ、吸痰時の気管の「閉塞の有無」「閉塞状況」の推定には役立たず、予防的な「強い」或いは「深い」吸引をせざる得なかった。

医療関係者が使う製品は7~8万円するので購入を躊躇っていたが、本製品が救急車で使用されている旨のレビューを楽天で発見。往診に来て下さる在宅診療所の医師が使っている事にも気付き、楽天でホスピタルサービスから購入。測定時間が三分の一に短縮された。

単四電池2本使用。使用頻度が高い為、電池寿命は概ね十日間。一ヶ月後、指を挟む部分のシリコンゴムの接着が剥がれるが、使用上特に支障は無い。

酸素飽和濃度測定値は、正常範囲が99-91%(普通は98%前後)、90%以下が命に関わる低酸素状態。窒息して30秒程で数値が下がり始め、1分程で92%位迄低下する。本製品のおかげで、気管閉塞状況を迅速に推定出来る様になり、無益な吸引を減らす事が出来た。

末期ガン患者が悩まされる「息苦しさ」の原因は、「繰り返し罹る肺炎」「痰での気管閉塞」「薬剤副作用での呼吸困難」「不安による窒息感」と多岐に亘り、医師であっても特定は困難です。

患者本人の心細さも大変なもので、母はよく「息が詰まって死んでしまいそうで怖い」と言っていました。そんな時は「ほら酸素濃度は正常だよ」「この息苦しさで死ぬ事は無いよ」と励まします。表示を覗き込み、満足げにうなずく母・・・「買って良かった」と思うのは、そんな時です。

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