2014年5月24日土曜日

ゴニオメーター,関節角度計,関節可動域(Range Of Motion、ROM)の測定に

ゴニオメーター,関節角度計,関節可動域(Range Of Motion、ROM)の測定に

関節可動域(かんせつかどういき、Range Of Motion、ROM)は、関節における異常を発見するための検査法です。関節可動域の制限因子を調べ、障害の程度を判定し、治療計画の樹立に対する資料を得、治療を進める上での必要な評価手段です。ゴニオメーター/角度計について特化したサイトです。比較検討に見やすい構成にしています。関節可動域測定のための角度計/ゴニオメーター、リハビリテーション用のゴニオメーター/角度計をお探しなら当サイトで。関節可動域,測定,ROM,基本軸,表記,下肢,覚え方,ADL,日常生活。


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関節可動域
関節可動域(かんせつかどういき、Range Of Motion、ROM)は、関節における異常を発見するための検査法である。
臨床意義
関節可動域の制限因子を調べ、障害の程度を判定し、治療計画の樹立に対する資料を得、治療を進める上での必要な評価手段である。
身体の基本的運動
骨軸 - 基礎となる骨の軸
基本軸(固定軸) - 基本となる軸で角度計を固定するための軸
移動軸 - 体が移動した場合の軸で角度計を動かすための軸
基本肢位
自然起立位で体幹・四肢の諸関節が取る肢位である。日本整形外科学会の表示法では解剖学的肢位を0゜としている。ただし、 前腕の回内、回外:手掌面が矢状面にある状態→0゜ 肩関節の水平屈曲と水平伸展:外転90°位→0゜
良肢位(機能的肢位)
関節が動かなくった場合に、日常生活動作において支障の少ない肢位のことである。肩関節は外転位60~80°、肘関節は屈曲位90°、前腕回内外中間位、手関節は背屈位10~20°、手指はテニスボールを握るような肢位、股関節は屈曲位15~30°、外転位0~10°、外旋位0~10°、膝関節は屈曲位10~20°、足関節は底屈位5~10°である。
基本的運動方向
体幹・四肢の運動については解剖学における運動の表現を参照
屈曲:矢状面で関節を前方に曲げる運動(膝・足趾関係を除く)
伸展:矢状面で関節を伸ばすことで屈曲位から基本肢位へ戻す運動
過屈曲:矢状面で基本肢位から伸展位と反対に関節を伸ばす運動
過伸展:矢状面で基本肢位から屈曲位と反対に関節を曲げる運動
外転:前額面で四肢が身体から離れる運動。手指・足趾では中指・中趾から離れる運動
内転:前額面で四肢が身体に近づける運動。手指・足趾では中指・中趾に近づける運動
過外転:前額面で上腕を上方に向ける運動
過内転:前額面で上腕を上方に向ける運動
回旋:肩や股を回す運動
過回旋:肩や股を過剰に回す運動
外旋:骨を中心軸として前方から外方に回す運動
内旋:骨を中心軸として前方から内方に回す運動
水平屈曲(内分回し):水平面で腕を後方から前方へ動かす運動
水平伸展(外分回し):水平面で腕を前方から後方へ動かす運動
回外:前腕においては手掌を前方または上方に向けるように動かす運動。下腿においては中足足根関節での内転と踵の内反を兼ねた運動
回内:前腕においては手掌を後方または下方に向けるように動かす運動。下腿においては中足足根関節での外転と踵の外反を兼ねた運動
側屈:前額面で体幹を左右方向へ曲げる運動
過側屈:前額面で体幹を過剰に曲げる運動
参考可動域
各関節での諸運動における生理的な運動範囲
測定方法
角度計を計測する軸心(関節の中心)に当て、固定バーを固定軸の骨軸、移動バーを移動軸の骨軸に合わせ、動かす前の角度を測定する。最大可動域まで5゜刻みで自動運動させる。毎回同じ方法で測定し、正常値と比較する他、健側と比較する。
記録の方法
基本肢位での関節角度と自動運動による最大可動域を5゜刻みで記録する。関節痛がある時はP(Pain)、筋に痙性がある時はS(Spastic)と記入する。

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